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2013-01-27

山椒の思い出

子供の頃、家の庭は、ジャングルのようにいろいろな木が茂っていました。
実がなる木では、梅、桜、柿、梨、栗、くるみ、モモ、山椒や無花果、お茶の木などなど。
大きな桐の木や青桐、プラタナス、モクレン、コブシ、ツゲ、ヒバ、キンモクセイ、椿、山茶花、木瓜、他いろいろ。
毎日そのジャングルのような庭で遊んでいたので、その木1つ1つに思い出があります。
登れる木には全て登っていた私。身近にそんな環境があってもそんな奴は今時いないのかな・・・。
子供の頃に土や木や草花に親しめないのは悲しい事だと子供を育てながらよく思っていました。

区画整理で全ての木が切られて家が壊された時は、
とても木が切られる事が悲しかった記憶があります。
一番仲のよかったプラタナスの木はいつ切られるのか?
切られる前にお別れに行かないと・・・思うほどだったよな・・・。
今でも木や実や草花がとても好きで、そういう木のある場所へ行くととても癒されます。

数日前、すき家の牛丼屋さんで、【豚かばやき丼】という、甘辛くとろとろに焼いた分厚い豚バラをごはんにのせた、並盛で、630円(1,013 kcal)という素晴らしい丼を食した時に、薬味としてのっていた「粒山椒」これがもう最高に素晴らしく美味しかったんです。

子供の頃に、毎年父が山椒の木の出たばかりの柔らかい木の芽を摘み、佃煮を作っていました。
山椒の実も同じように佃煮に。
ざるいっぱいに摘まされた山椒はすごい強い匂いで、手も山椒の匂いがついて、
煮始めるとこれがまたすごい香り・・・こんな臭い物がなんで美味しいの??と、
その時はわからなかった味が、今は感激するほど美味しい。

早速、青実山椒を見つけて買って来て、甘辛く焼いた薄い豚肉で丼を作り、
青実山椒を薬味にたっぷり入れて食べました。本当に美味しくて感動。

DSC_0647

庭に山椒の木がある、そういう家に住みたいな。自分で摘んで薬味にしたい。
庭の草木の思い出日記はまた書く事にしーよう♪

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